グラフィックやWEBのデザインのために目を肥やすとは


2月になりましたね〜早いものです(*^_^*)
今日は1日ですし、朔日詣りに行って来ました。

うちの近所の氏神さまは、結構新しい神社ですが、たくさんの人がお詣りにきています。

境内にある何本かの大木が、いつも空気を浄化しているような感覚を覚えます。

良いものに触れるって、いいですよね。
心がパァ〜っと明るくなって、前向きな気持ちになれます。

芸術や音楽というのも、言葉の壁を超えて、感情や体験を共有できます。

どれだけの影響力があるか、どれほどたくさんの人の心を揺さぶるか、
そんなことで、名作が生まれます。

そして、そんなクリエイティブな仕事をしたいと思っている人が、どうやって学んだらいいのか、そんな話を昨日からしていました。

基本的には「良いものにたくさん触れる」ということにつきます。

今日は、2D、紙媒体と言われる縦・横のグラフィックやWEBのデザインを勉強したい場合、
どのように目を肥やしていけばいいか、そんなお話です。

このブログのデザインの基本的なこととして取り上げた「4つの基本原則」というのは、
主に2D、紙媒体で、文字や写真などのレイアウトをする場合の大原則です。

作品を一枚の「絵」として捉える時、一番重要なのは「構図」です。

何をテーマ(主体)にしているか、メインは何か、どこを見せたいか、何を見せたいか、
それを決めた後に、サブや、エキストラ的な添え物があるんです。

名画といわれるもの、優れたデザイン、ポスターなどは、そういった構図が素晴らしく計算しつくされています。

黄金比と言われるものもありますが、一番簡単なのは、画面を縦横三等分する線を書いてみることです。

9つに分割された画面で、その中央にメインをレイアウトしてしまうのは、
日の丸レイアウトといって、かなり強調できる構図ですが、初心者が使うにはかなり野暮ったい印象になります。

なので、分割された線上にメインを持ってくるようにすると、バランスが取りやすいです。

今日の写真はお散歩風景に三分割法を適応してみました。

情報誌や、素人のレイアウトしたものばかり見ていると、バランスを気にするよりも、ともかく情報を詰め込む、入れられるだけ入れる、という手法で作られているので、構図などは学べません。

それよりも、名画と言われる古典画家や印象派のころの絵を自分なりに模写してみたり、
巨匠と言われるデザイナーのポスターのパロディを作ってみたり、

最初はそんな昔から現在もその価値が認められている作品に数多く触れてみることが、
目を肥やす早道です。

そうすることで、構図や色のメリハリ、見せ方、魅せ方などを感覚として掴んでいけるます。

私が、芸術やデザインの道に進むきっかけとなったのは、母親がそういったものが好きで、物心ついたときから名画全集などを見ていたからです。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の画集は高価だったらしく、子供の私にはなかなか見せてもらえなくて、ようやく見てもいいと許してもらったときには、ものすごく感動しました。

なので、ルーベンスの絵ではありませんが、フランダースの犬の話にも、すごく共感しました(≧∇≦)

そこまで古い絵画は、絵そのものだけでなく、どのような場所でどういう風に見ることができるのか、空間デザインの要素も一緒に学ぶ必要がありますけどね。

今日は、名作の構図にありがとぉ(*^_^*)

さて、明日は空間デザイナーになるために目を肥やすには、どうしたらいいか、に続きます。


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