ダイバーシティな環境に生きる


私知りませんでしたシリーズ、って昨日に続いてるだけですが(;^ω^)

「ダイバーシティ」という言葉、知りませんでした。
幸せなことに、と思ったんですね。
言葉の意味を知って。

直訳すると、多様性ということ、国際社会では特に国籍の多様性を指すようです。

もう4,5年前から大手企業などは熱心に取り組んできているそうですね。

幸せなことに、と思ったのは、割と常に多様な仕事環境にいたので意識すらすることがなかったということです。

芸大という特殊性、普通の大学よりは多国籍ですし、本当に色んな人がいました。

仕事も実力社会だったので、就職先も男女差、学歴なども、そんなに大きな影響を感じていませんでした。(派閥とかあったらしいのですが、私が疎かっただけかもです)

同人誌サークルの友人も変わった人が多かったですし、何よりそんな10代から当時のゲイバーと言われるところに頻繁に行ってました。

なので、今で言うLGBTの知人も多かったのです。

今でもだいたいそっち系(どっち?)の方は見てわかります。

さらには、音楽関係、貿易関係の知り合いは、本当に多国籍でした。

みなさん結構日本語が堪能でしたが、見た目はアフリカ系アメリカ人だったり、アラブ人だったり、20代は私も片言ながら英語も話せたので、面白い交友関係でした。

友人でひとり、アラブの人と結婚が決まってイスラム教徒に改宗する必要があって、その苦労話につきあわされたりもありました。

そんな環境にいたので、日本に留まらない仕事をしたかったのですが、父の反対で諦めたんだったと思います。

日本は島国で、人と同じことが安心できて、人に合わせることが尊ばれて、
多様性を受け入れるには程遠い国民性がありますよね。

そんな中で、私は人と同じということが嫌だったし、人と違う生き方がしたかったので、常にダイバーシティを追い求めていたのかもしれません。

実際、狭い日本だけでも、価値観は本当に様々なんです。

なので、そもそも多様性をベースにしないと、本当にメディアに統制された社会が出来上がってしまうものですよね。

日本の防菌、消臭のCMには、私はうんざりしているひとりです。
匂いを匂いで消す、というより、「不潔」を強調した恐怖戦略ですよね。

匂わない部屋干し、とかするより、乾燥機付き洗濯機が普及しないものでしょうか。
主婦の家事負担うんぬんの3割ぐらいは洗濯物じゃないでしょうか。

私が買ってよかった家電第一位です。
「乾燥機付き洗濯機」のおかげで、本当に忙しい時を乗り切れましたし、洗濯物の匂いも激減しました。
天日干ししても、犬の毛の匂いってつくんですよね。

話はそれましたが、そうやって「忙しいときは洗濯物は部屋に干す」という前提の広告、その他にもそういった洗脳広告はたくさんあります。

それが多様性を奪っていってると思うのです。

動物だけでなく、人って匂いも個性だと思うんですよね。
使う香水の類も、化粧と同じでその人の表現方法のひとつです。

「ダイバーシティを推進」
「ダイバーシティの実現」

なんだか言葉に違和感を感じるのは、
多様性って、頑張らないと受け入れられないものなのか?という気持ちがあるからだと思います。

みんな違っていい、という教育を受けてこなかったから仕方ないのでしょうか。

色んな人がいるから、色んな価値観がぶつかりあうから、新しいアイデアや工夫が生まれていくんですものね。

というわけで、ダイバーシティという言葉を初めて覚えたわけですが、
昔から私はダイバーシティな環境を生きてきたな〜ということで。

今日は、私のダイバーシティな独身時代にありがとぉ(*^_^*)


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