自分の生き方(働き方)を自分で決めるということ


台風24号が日本を縦断中です。
大阪もそろそろ最接近の時間帯。

ついこないだの21号の被害が記憶に新しく、
今回は、お風呂に水も貯めて、ついでにもう今日はお風呂にも入って、
ご飯も余分に炊いてあるし、テーブルに懐中電灯も置いて、備えています。

予想より南を通過しそうなので、我が家は、雨はひどくても風は前回ほどひどくならずにすみそうです。

伊勢湾が心配されていますが、大きな被害が出ませんように。

前回から電鉄各社が早々に運休するようになりましたね。

まだ大丈夫やろ〜と思う時間から運休させることで、実際に危ない時間帯には否が応でも出歩けない状態に。

ほとんどの人は家に帰り着くことでしょう。

それでも、日曜の夜には通過する台風なので、月曜はまた朝から普通に通勤ラッシュが始まるんですね。

みんな仕事、真面目ですよね。

自分はもちろん、家族や周囲の人や、災害の時には仕事より優先すべきことはたくさんあるのではと思うのです。

もちろん、自衛隊の方をはじめ、復旧作業などの仕事をしてくださることで助けられていることも確かです。

でも、それは各自のレベルで判断するべきこと。

台風が去ったからって、朝からさっさと仕事に行くのではなくて、少し早起きしてでも家の外回りや可能であればご近所も確認してまわって、片付けないといけないものもあるだろうにと思うのです。

阪神大震災のとき、私は不動産会社で一戸建てのインテリアコーディネーターから現場管理までしていました。

宝塚本社の会社でしたが、社員に被害はありませんでした。

でも、社員の家族や周囲の人は甚大な被害を受け、かなり長らくの期間、実際の不動産売買の仕事には戻れなかったような記憶があります。

私の上司も、数ヶ月出勤してこなかった挙げ句、定年を繰り上げて退社し、それ以降会うことはありませんでした。

震災後数日して、ようやく連絡が取れたとき、「こんなに大変なことになってるのに、会社になんか行ってる場合ちゃうわ」という言葉が印象的でずっと残っています。

私も数カ月後、その会社を最後に「雇われる働き方」をやめました。

震災も人生の中では、ひとつのきっかけになったと思います。

こういう災害時には、その人らしさが見えますものね。

何を大切にしているのか。

自分の優先順位は何なのか。

自分の生き方を見つめ直すきっかけにもなると思うのです。

今となっては、フリーで働くきっかけになった震災にありがとぉと思うのです。

写真は、昨日のクワズイモ、雨の降りはじめの時間帯。


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