皮膚の役割は、偉大ですよ、本当に。
先日、首の後ろのニキビの親玉を切開してもらって、まだ切り傷がふさがりきってません。
ちょっと、手の甲も擦りむいて米粒ぐらいの怪我をしています。
首の傷も、1cm無いのですが、ちょっと擦りむいただけでもすごい水がしみますよね。
爪の周りのささくれも、無理に引っ張って皮膚がむけようものなら、水も痛い(´Д` )
それだけ、皮膚って私達の身体の表面を完全に覆って守ってくれているんです。
怪我でもしない限り、考えもしませんけども。
私は好きな小説は結構何度も読み返すんですが、
村上春樹さんの小説の中に皮膚を剥ぐという拷問のくだりがあるんですよね。
そこを初めて読んだ時に怖くて怖くて、なのに丁寧に読んでしまって、もう二度とその部分を開けられなくなりました(;^ω^)
どんな拷問なのか、書いてみましたが、書くことも怖くて痛くて消しました〜〜〜(滝汗)
そんな怖い思いをしたのに、どの小説だったか忘れてしまって、もう一度読んでしまって、再びその部分に差し掛かってあわてて本を閉じるという・・・
で、結局、その時もどの本なのか、確認せずに本棚に押し込んでしまったので、
最近はどの作品にそのくだりがあるのか、わからなくて、
村上春樹さんの本は、怖くて読み返せなくなりました。
どなたか、ご存知だったら教えてください〜
それを避けて他のを読みます!
(そんなに怖いならその本は捨てろよ〜という感じですが、怖いもの見たさ?いつか読むかな〜とか思う自分も不思議ですけど)
体全体を覆っている皮膚って、怪我などではがれても、必ず再生してくれますよね。
内蔵を保温したり、乾燥からも守ってくれたり、水分なども外から入らないようにしてくれたりしますよね。
一方で、適度に取り入れたり排出したりまでしているって本当にすごい機能です、皮膚って。
いや、身体そのもの全てが確かな機能をもって成り立っているんですからね。
私達の魂が入って、人生を楽しむためです。
自分の身体に触れることができるのは、本当に皮膚ぐらいです。
これがまた、つやつやしていればいいのですけど、乾燥してパサパサだったり、吹き出物で荒れていたりするんですけどね、それらは自分を自分がどのように扱っているかだと言われています。
自分に優しい人、自分の意志を強く持っている人、自分を大切にしている人、むしろ自分を甘やかしているぐらいの人ほど、つやつやしっとりしているそうですよ。
逆に、自分に厳しくて、自分を責めがちな人、自分に対して怒っているとか自分に不満をためているほど、皮膚も荒れるのだそうです。
その話を聞いた時に、私は、ものすごく納得しました。
中学生から大人になるころ、私はすごいニキビ顔だったのですが、自分のしたいことができなくて、ものすごく怒りを貯めていました。
その頃は、周囲に対して怒っていたと思っていましたが、今思えば、自分に対しての苛立ちや怒りだったように思います。
もっとこうすればいいのに、こんなこと位できるはずなのに、といった自分への不満や怒りが荒れて顔に噴火していたんですよ、きっと。
大人になって、自分のできることできないことが分かってきたころにニキビも治った気がします。
顔が汚れている〜〜と必死で洗顔しまくっても、よけいにパサパサ乾燥するのも、自分のダメ出ししすぎなわけです。
お風呂でしか顔を洗わない夫が、いつもつやつやプニプニのやわらか肌なのも、超納得です。
そうして肌荒れは、自分を大切にできていないよ〜と、感情が荒れてるよ〜と教えてくれているということなのです。
ともかく、皮膚はどこまでも私達の心身を守ってくれているわけですよね。
傷つかないように、潤うように、体の表面全てを覆ってくれているということ、
あらためて考えてみないと思いもしませんが、
当たり前だと思っていることに、時には向き合って感謝するのも良いことですよね(*^_^*)
今日は、皮膚にありがとぉ〜(*^_^*)
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