被害者意識ってありますよね。
これって、本当に被害者ではない場合に使う言葉です。
自分が被害を受けていないのに、被害を受けていると思いこんでいたり、自分の間違った行動を正当化する時に「被害者意識」を持っているという言い方をします。
ググってみてください、どうですか。
被害者じゃないんです。
勝手に被害者になっちゃってるんですよね。
なぜ、被害者になろうとするのでしょうか
それは、
自分を正当化するためでもあり、
自分を守るためでもあり、
自分に注目してもらいたいためでもあり、
自分が上に立ちたいなどもあるかもしれません。
人のせいにすることで、自分は悪くないということにしたいんですね。
別に、悪いと言われているわけでもないのに、
他人の言葉を悪意に感じてしまうので、
勝手に被害者になろうとするんです。
被害者意識が強いと、すぐに差別されているように感じたり、
悪意を感じて、反発したり怒り出したりします。
自分は悪くない、ということをいつも言いたいわけなんですね。
加害者は別に居て(社会だったりもしますけど)
自分はそのせいでこんなことになっているんだ〜という感じでしょうか。
なんでも、人のせいにする人は被害者意識が強いと言えますね。
また、相手に厳しくすることで自分を守ろうとします。
被害者であれば、助けてもらえたり、優しくされたりすると勘違いしているんですね。
本当に被害者なのか、被害者意識が強いだけなのか、周りから見たら一目瞭然なのに・・。
あなたは、本当に被害者なの?
それあなたを、責めてる?
悪意を持たれてる?
あなただけが、そう感じてるよね、
他人に期待しすぎよね?
周囲から見たら、そんなところでしょうか。
事実だけを捉えること
誰々のせいで、こうなった、という場合、
どうなったのかだけを見てみてください。
それは、加害者だと信じていたい相手がいなくても成り立ったりしませんか?
「友達に面白い映画があるから行こうって言われて行ったら、面白くなかった」
これも、被害者意識を勝手に持っています。
「映画が面白くなかった」
ただそれだけですよね。
その映画が面白くなかったのは、誘った友達と価値観が違ったからですよね。
面白いと思う人がいるから、映画になっているわけですし、何も友達が作った映画ではないので、友達が悪いわけではありません。
自分の映画の好みを相手に伝えることをしていないということでもありますね。
ドンパチ、ハラハラドキドキの映画が見たいのか、
幸せに浸れるハッピーエンドが見たいのか、
そこをすっ飛ばして、相手の映画の好みに合わせさせられたことだけを言いたいがために、被害者になっているわけですね。
自分が被害者意識を持った場合、必ず相手も被害者になりえます。
「友達を映画にさそったのに文句を言われた」
逆の立場だとそういうでしょう。
でも、その人はそれを言ったでしょうか。
「そっか、映画の好みが違ったね〜」という「事実」だけを受け取ればいいのです。
「こないだデブのおばちゃんが電車で隣の席に座ってきて、狭くて嫌だったの」と言われて、
「悪かったわね、私も太ってるけど、無理やり狭いところに座ったりしないわ」
これも被害者意識バリバリです。
誰も、その人が太いことを責めていません。
「うざいおばちゃんがいた」という愚痴を言いたかっただけです。
「そんなつもりで言ったんじゃないよ」と、言わせてしまったりします。
実は被害者意識が強い人ほど、相手に罪悪感を押し付けようとしています。
罪悪感も「罪悪」だと思う「感情」であって、本当に罪があるわけではありません。
被害者意識が強い人は、ともかく物事を拡大解釈せずに、事実だけを受け止める必要があります。
他人の感情まで想像する必要はないんですね。
そもそも、想像なので、勝手に悪意を感じてしまっているだけだということに気づく必要があります。
ネガティブな思いというのは、本当はそうじゃないと言いたいポジティブな感情が潜んでいるんですね。
友達に誘われた映画の件でも「面白い映画を見たかった」という感情があるわけです。
「友達と楽しみたかった」という気持ちもあるはずです。
そういう本当はどうしたかったのか、その気持ちに目を向けることをしていないから、被害者意識を持ってしまうんですね。
自分はどうしたいのか、
ですよね。
自分を悪者にしているのは自分です
人の言葉を悪意として受け取ってしまうのは、自分こそが自分のことを責めていることに気づくことです。
もし本当に悪意を持った言葉だとしても、それを都合よく捉えてもいいんです。
な〜んだ、私のこと羨ましいんだ、でもいいんです。
自分がどう捉えるか、自分に優しい言葉を言われたのだとしたら、どう解釈するかですね。
それを口に出した時、相手が怒り出したりしたら、本当に被害者です。
悪意に対しては、怒ったり反論したり、自分の気持ちを言ってもいいでしょう。
そりゃ、相手と場所はわきまえないといけないですけど、そういう怒りの感情を持つのは当たり前のことです。
それをわざわざ相手に伝えるかどうか、そしてそれを相手が受け取るかどうかは別の話です。
誰もが自分の好きな感情を持っていいのですが、自分に優しい感情を選んでください。
勝手に悪意を感じて被害者になろうとするのは、やめましょう。
自分こそが自分を悪者にしているのですから。
被害者意識の強い人ほど、実は相手にデリカシーのないことを言っているもんなんですけどね。
被害者意識は持たない、勝手に自分を悪者にしない。
今日は、自分に優しい自分にありがとぉ(*^_^*)
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