自分と会話してますか?!
変なタイトルになっちゃいましたが、自分と会話してみると、ビックリな意見って結構出てきます。
人に聞かれたら、ちょっと頭のネジが取れちゃった感じに聞こえるので、誰もいないところでやってみてください。
私は子供の頃から絵を描くのが好きだったんですが、自分のオリジナルキャラがあって、その何人かと常に会話してたんです。
マンガにして描いたりしてましたが、セリフは書かずにイラスト的な感じばっかりでした。
それが、いつからか日記兼のノートになり、
そのキャラクターとの一人交換日記のようなものをしていました。
「何でこうなっちゃうんやろ」
「それを望んでたからじゃないの?」
みたいに、自分の中でそのキャラが返事をしてくれていました。
それって、自分の中の第三者目線なわけです。
ビリー・ミリガンの話を読んだときには、自分も多重人格かと怖くなりましたが、
自分の中のキャラクターに、自分自身が乗っ取られるようなことはありませんでした。
そのノートに、延々と自分の中のキャラクターと対話していくのですが、
そのキャラが、私を褒めたり、慰めたり、励ましたり、時には怒ったりしてくれていました。
それって、自分のことをしっかり見ていたんだなぁと今になって思います。
私のプライドや自信はその中で培われたのかもしれません。
自分がどう思っているのか、つらつらと書きなぐることで、深掘りできます。
そんなことを思ってたのかと、結構びっくりもします。
でも、それも自分なんですよね。
私はそれを私の中の別人格として、自分とは切り離していたように思います。
それも、私なのに。
いつも自由に生きているそのキャラクターが羨ましかった。
自分はそれができないと決めていました。
妄想の中だけの自分だと、閉じ込めてしまっていたんですよね。
自分は、本当は何が好きなのか、
自分は、本当はどうしたいのか、
そのノートは、自分を知って成長させてくれたように思います。
でも、夫と知り合って、結婚して、本当に何でも話せるような関係になって、そのノートは必要ではなくなって、あるときに全部断捨離しました。
ぶっちゃけ、社会に出てからは、そのノートの中身は恋愛の会話が一番多かったんです(;^ω^)
「あの人は私のことをどう思ってるのかなぁ」
「大切に思ってるけど、それ以上に大切なものがあるんだよ」
とかいう感じ・・・、もう振られてたことに気づいてなかったのですけど(;´∀`)
その時、本当はどう思われてたのか、今となってはわかりません。
「100人いれば、100通りの価値観がある」
ということを私は分かってなかったのだと思います。
他人がどう考えているか、私の価値観で想像しても、全然違うんですよね。
夫と話すようになると、そんなことだらけになりました。
私が勝手に夫の気持ちを想像していたことではなくて、斜め上ぐらいから返ってくるんですよね。
他人の考えていることについて、いかに勝手に想像することが無駄なことか思い知ることになりました。
いかに、自分が「こう思っているだろう」と想像することが無駄なことか・・・。
相手の気持ちは、あれこれ想像して思い悩むより、聞いてみることが一番です。
聞けないときは、自分に都合よく解釈して悩まない、この話はまた別記事で書きたいことですが。
ともかく、
他人にどう思われているか、
周りの人がどう思うだろうか、
そんなことを考える必要はないんです。
自分がどうしたいか、
心の勉強をはじめてから、
あらためて、自分と対話する時間をとるようになりました。
それまで、自分のことを置き去りにしてきてましたからね。
自分の考えていることについて、自分と対話しながら、自分の本心を探っていくんです。
なぜそう思うのか、
なぜ嫌なのか、どうしてほしいのか、
結局人のためとか言いながら、自分のためだよね〜とか。
そんな自分も受け入れていくためです。
自分の取説になるのかもしれませんね。
私はこんな事が好きなんだ、嫌に思うんだ。
それをノートに書くのではなくて、こうしてブログの記事にしてみたり、夫に話してみたりしています。
言葉や文章にすることで、あらためて自分の感情に気づくことって本当にたくさんあります。
自分の人生を歩くって、自分で自分の人生をどう作っていくかって、
自分がどうしたいか、自分に聞かないと、自分も知らなかったりしますから。
自分が何を大切にしているのか、何を優先したいのか、自分の気持ちをちゃんと知っていれば軸ができてくるんですよね。
ぜひ、自分との対話の時間をあなたも取ってみてください。
今日は、価値観の違いを教えてくれた夫にありがとぉ(*^_^*)
写真は今日のえべっさん〜
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