原色を使うこと


今日は自分が使わない色に挑戦〜
目指せアンディーウォーホル(爆

原色があまり好きではありません。

これでもかーと原色に寄せてみたけど、出来てみたら全然渋い色やね〜

子供の頃、母親が布花(布を染めて作る造花)を作っていたのですが、枯れた色合いの花ばかり作っていました。

その「渋い色」を「きれいな色やろ〜」と育ったので、

原色は、なんか味気ないとか、単純すぎるとか、奥深さがないとか、そんな感じがしてしまって好きではありませんでした。

なので、パステル色なんか、それがさらに薄まってるなんて、全然きれいじゃな〜〜い!という感覚。

でも、デザインで仕事をするようになったら、そんなことも言ってられません。

あくまで「私の好み」だという自覚はありましたから(;´∀`)

なので、大阪のキッズプラザとかが出来た時に館の入り口の色彩計画を任されたのですが、子供の施設です!私好みの渋系の色を使えるわけではありません。

施設の中の幼児スペースは、企画からデザインまでさせてもらったのですが、そちらもパステル使わないでどんな色彩にする!という環境!

友人と二人でやっていましたが、彼女がまた原色使いが達者だったので、私が色を決めたところも結構ダメ出ししてもらいましたね。

そんな原色と戦った思い出の物件、今はどうなってるのかな〜〜もう25年前の話です。

さて、そんな私ですが、いつもと違う環境にチャレンジ!

iPadと、Apple Pencilを使って、Adobe Photoshop Sketchというアプリで描いています。

これだとデスクトップのPhotoshopへデータを書き出せます。

なので、Photoshopで、レイヤー毎に自由に色調整ができてしまいます。

というわけで、これがきれいかな〜〜〜、こんな色も面白いな〜〜〜と色を調整してみました。

すると、自分のクセとか客観的に見えてきたりも。

最初は居心地が悪かった色使いも、後日みたら「ええやんか」と思うことも。

昔の作品で、最悪の色使いだと思ってたイラストを
今は名刺の裏に載せるほど(*^_^*)

たまには、自分の殻だと認識出来てるぐらいなら、パキーンと破ってみると、新しい世界が広がったりします。

イラストの色の話だけじゃなくて、普段の自分の行動のクセ、見直すきっかけになりますよ。

そんなこんなで、今日はこんなのも作ってみました。

今日は原色にありがとぉ(*^_^*)


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