あなたは、自己中ですか？
もしくは、自己中心的な人を見てどう思いますか？
一昔前、今もそう思っている人もいるのでしょうけども、
「自己中」とは、自分勝手で迷惑な人のことを指していました。
でも、私の感覚では「せか中」あたりから、
心の勉強をしたあたりから、変わってきました。
誰もが「自己中」であっていいのです。
本当は。
でも、人に気を使うことを美学とする日本人的感覚から、自分を優先することができない人が、
自分を優先する人への妬みや逆恨みの感情から、
「自己中」は、悪いもの、として教え伝えられているのじゃないかと思います。
事実、欧米の人は、いえ日本以外の多くの国の人は、自己中であり、自分を大切にすることを知っています。
自分を自由に表現することを知っています。
そして、そんな他人を尊重して受け入れることも知っています。
日本人はどうしても「出る杭は打たれる」とか、
みんな平等に、同じように、と個性を潰す方向に来ていました。
でも、最近の心理学や成功哲学、自己啓発系の勉強をしている人は、感じているでしょう。
スピリチュアル系の人も感じているでしょう。
自分をまず大切にすること、それこその重要性を。
自己中を良しとしないのは、それができない人から見た批判や妬みでしかないのです。
自分を優先したら、他人からどう思われるだろうか、
自分の好きなことばかり考えていたら、他人の気持ちがわからない大人になるのではないか、
そう思ったりしていませんか？
相手の気持ちになって考える、ということは、まずは自分の気持ちを知っていなければ、想像力が全く追いつきません。
利害関係や損得勘定だけで物事を正しい間違いに分けようとします。
自分の気持ちを知ることができなければ、
他人を尊重するというとが、どういうことか理解できません。
他人の価値観が、自分とは違うのだということを知らなければ、自分だけが正しいということを常に他人に押し付けているということに気付きません。
まずは、子供の頃であったり若い頃は、ともかく自己中であっていいのです。
何が自分のエネルギー源になっているのか、
どんなことだったら情熱が傾けられそうなのか、
自分自身を知るためにも、とことん自己中で良くて、周囲はそれを応援するほうがいいのです。
その個性を殺してしまったり、
大人の価値観でコントロールしようとするからこそ、自分で考えることができない、他人のことを思いやれない大人が出来上がります。
赤ちゃんが周りの目を気にしますか？
周囲の都合に合わせて行動しようとしますか？
どれも大人が子供に対して強要していくからこそ、他人の顔色を見て、自分の顔色を見れない人間が出来上がっていきます。
大人になってからでも遅くないと思うのです。
自己中経験がないと思う人は、
まずはとことん自己中になってみましょう。
それを迷惑がって離れて行く人もいるでしょう。
でも、それを面白がって近づいてくる人と付き合ってみましょう。
どちらが楽しいか、明らかですよね。
そんなキレイゴト、社会に出ていれば言ってられない、という人もいるでしょう。
そんな人は、自己中の人を縛るようなことだけはしないでください。
あなた自身が、自己中、自分の人生を好きに生きられないからと言って、他人の人生をコントロールしようとしないでください。
こうして、昔は非難の的であった「自己中」も、今では個性的だったり、自分軸のある人だったりと受け入れられてきています。
そう言えば、
私も何年か前に、カウンセラーなりたての人に
「あなたは横柄です」と言われたことがあります。
「それは、ダメなんですか？」と私は聞いてしまいましたが、
その人の価値観では、何がどう横柄に感じて、ダメなのか聞いてみましたが、説明できないようでした。
横柄（おうへい）とは、エラそうな人に対して使うことが多いでしょう。
横柄というのも、それを不快に思う側からみた表現でしかありません。
逆から見たときに、この人は素晴らしい自信を持っているとも取れます。
自分としては、どう受け取られようと関係ないのです。
相手の受け取り方であって、問題は相手の中にあるものです。
自分が優位に立っていると思っているからこそ、相手のことを横柄に感じるのです。
横柄だと言われた方も、自分の方が上だと、優位に立っていると思っているものです。
第三者から見たらまたその上下関係がちがう場合もあるので、面白いですよ。
他人との比較ではなく、自分はどう思っているのか、
自分がどうしたいのか、
ちゃんと分かって行動しないといけない時代がやってきています。
「長い物には巻かれろ」は、もう前の時代に置いていきましょう。
「自分は自分」
あ、ボヘミアンラプソディーでも、フレディが言ってますよね。
「自分が何者かは、自分で決める」
それと同じだと思います。
今日は「自己中」にありがとぉ（≧∇≦）
写真はクランフロントのクリスマスツリー
カテゴリ: 今日のありがとぉ♡ブログ