あなたは、理想を追い求めていますか?
こうありたい、あんな風になりたい、
これが欲しい、あれがしたい、
夢を持つことは素敵なことです。
向かいたい未来があるのは楽しいですよね。
でも、それを他人に押し付けていませんか、というお話(^◇^;)
根本は両親との関係にある
あなたは、親との関係は良好ですか?
私は、今はまあ何とか付かず離れずの距離を取れる様になって、良い関係でいられています。
昔は、それは辛い苦しい関係というより、最悪だ!と思っていました。
親なんだから、もっと子供を信用してよ!
普通、親は子供の幸せを願うんじゃないの?
親が子供の人生を壊すなんて許せない!
全部、父への思いですが、
自分の中の「理想の父親像」を振りかざして、
戦い、傷ついて、ボロボロになっていたのでした。
もっと、こうあるべき、
それはおかしい、
普通はこうするはず、
そういった自分の中の理想像と違うものに対して、攻撃して、自分で苦しんでいるだけなんですね。
結局、その思いが生きていく上で、様々なところにも出てしまいます。
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大人になってから親の代わりを探す
親との間のそういった理想像の押し付け合いに終止符を打っていないと、
大人になって社会に出てからも、
周りのすべてのことに対して、自分の価値観の中にはめようとします。
先日気になったのは、
病院の先生に対して、もっとこういう治療をするべき、対応をするべき、べき、べき、という本人は正義を振りかざしていると思っている例でした。
そして、またあるサービスを受けたことに対して、結果に不満だったことから、
もっとサービスの向上だったり、内容の充実を要望していました。
どちらも、別の人ではありますが、
先に自分の価値観の中で、内容だったり結果だったりを想定していて、それに見合わないので怒りや不満で嫌な思いを自分で作り出しているんですね。
要は、自分の理想と違っているので、その相手に自分の理想を押し付けたいのですね。
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誰でも人間だから
完璧な人なんて、世界中どこを探したっていてません。
もちろん、私もですし、誰でも失敗もするし、自分を守りたい行動をします。
そもそもお金を介する関係である場合、
病院でも、何らかのサービスであっても、
提供している側が、価値と内容を決めています。
その商品を買ってから、思ったものと違う!と言っているのと同じことなんですね。
病院でも、もっとお金を出せば治療や対応も変わってきます。
そして、その人だけが患者なわけでもなく、病院の中での優先順位もあります。
急患や、VIP対応もあります。
サービスだって、お金を積めばもっともっと充実のラインナップが出てくるものです。
なのに、
それではおかしい、
こうあるべきだ、
と自分の理想を他人に押し付けてしまうのは、
根本の原因として、親との関係が良好な状態にできていないからなんです。
親もひとりの人間だから、と思えていますか?
そして、自分も長所短所があるひとりの人間だからと、思えていますか?
許すことが出来ていますか?ということなんです。
また、そういう風に許すことができないと、
自分が間違っていることに気付い時は、自分を責めます。
他人に対しても厳しいし、自分に対しても厳しいんですね。
そんな、辛い長い戦いはやめませんか。
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自分を許すと他人を許せるようになる
自分を許すことが出来ない人は、
自分に対しても、こうあるべきというルールや価値観で自分をしばっています。
人間ですから、出来ないこともあるし、したくないこともある、
何でもできる完璧な人間なんていないんです。
自分に対して、理想を求める時も、
それを楽しめているかどうかなんですね。
自分に対して優しい人は、
他人のことも優しく受け入れることができるんですね。
私も何でもかんでも他人を許せるわけではないです。
こんな人あかんやろとか、あの人はダメだとか思ってしまうのは、まだまだ自分を完全には許せていないということです。
親とも距離があるからこそ、まあいいかと思えることも、時間を共有することで、自分の価値観と違う部分では不愉快に思ってしまいます。
でも、そんな私も人間だから、
そこは、少しずつ許せるようになってきました。
あなたも、ぜひまずは自分を許せるようになるなってください。
いきなり全部許すとかでなくても、
仕方ない部分も色々あるよね、人間だもの、
そう思えたら、
親や他人に対して理想を押し付ける必要がなくなっていきます。
どんな理想の未来を描きたいか、
それは自分に対してだけにしていきましょう(*^_^*)
理想というものは、しばるものではないです。
自由に描いていい楽しいものですから。
今日は、楽しい理想にありがとう(*^_^*)
#今日のありがとう vol.529
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