インテリアデザインとは
インテリアデザインとは、空間デザインとも言い、私がずっとしてきたことです^^
グラフィックデザインが、広告のための紙面デザインだとすると、生活するための空間をデザインする感じですね。
私はイベントや商業空間のデザインをしていたので、グラフィックデザインを3D空間で表現する感じでもありました。
イベントや催事、店舗設計などは、デザインというよりアートな要素を含む場合も多いです。
どちらにしろ、人間の大きさや形、そして動きから、快適であったり適切な機能を持たせるためのデザインでもあります。
大きくは建築物、環境デザイン、ランドスケープなど
そして、その内部、生活空間や店舗などの内装デザイン、
床・壁・天井、この3点を構成していく全ての要素をデザインするのがインテリアデザイナーです。
建築家、建築デザインともなると、一級建築士や二級建築士などの国家資格が必要となります。
そこまで必要ではなくても、インテリアデザインをする上では図面を見る、読む、技術が必要となってきます。
さらに、素材の特長や工期、大変なのは予算なども頭に入れながらデザインしていかないといけません。
また、家具デザインや照明デザインなど、部分的なものに特化したデザイナーもインテリアデザイナーにはいます。
住宅に限ると、インテリアコーディネーターや、キッチンスペシャリストなどの資格もありますね。
リビングデザインという言葉もあります。
インテリアプランナーや、商業施設士は、建築士ほどではありませんが、卒業学歴と実務経験も必要です。
カラーコーディネーターなどは、デザイン全てで使える知識ですよね。
インテリアデザインは何でするのか
実は、インテリア、空間デザインで使われているソフトは、各会社によって様々です。
私はずっとミニキャドといわれるA&A社のソフトを使っていて、その後「ベクターワークス(VectorWorks)」と名前を変えたソフトを使っていました。
その後アドビのイラストレーターにもキャドツールなる機能拡張があることを知りますが、ベクターワークスのデータをイラストレーターで使えるように変換して、図面を色とりどりに見やすくしてプレゼンしていました。
インテリアデザインではデザインするというより、設計すると言う表現の方がいい気がします。
それは、図面とのにらめっこだからです。
なので、オートキャド(AutoCAD)やJW-CADが使えると、就職先が広がります。
他にもパース(完成予想図)を描く仕事もありますので、ベクターワークスでも出来ますが、シェード(Shade)や3dsMAXなどを使っているところもあります。
最終的にはPhotoshopで、光や人物や、ロゴなどのサインを合成することも多く、途中でどんなCGソフトを使っているかが問題ではない場合もあります。
写真に合成して加工だけでプレゼンもできちゃったりしますね^^
どこで、空間デザインやインテリアデザインを勉強するか
建築士など、資格が必要な職種でもあります。
デザイナーの域を出てしまいますが、専門的な資格は学校でしか取れません。
何かの資格を取って、その資格を元に次の資格を取れたりします。
しかし、内装デザインや住空間のインテリアデザインでは特に資格はいりません。
「私、出来ます!」でいいんです^^
独学でも大丈夫です。
さささっと、手描きでイメージの絵や、パースなどが描けるとコミュニケーションも早いですね。
そのためにも、デッサンやスケッチも勉強しておくとスキルアップだけでなく、かなりレベルアップしますよ。
「床・壁・天井」そして、通路、空間、素材、常に意識してください。
色んなところで手を広げて空間の広さが認識出来るようになってください。
手のひらが約20cmです。
両手を拡げたら、だいたい身長と同じぐらいです。
自分の腰の位置がどれぐらいの高さか知っておいてください。
子どもや身障者の目線を知っておいてください。
後はどんなデザインでも同じですが、わかりやすさや快適さなのか、非日常なのか、求められているゴールに対して、アイデアを形にしていくのが、デザイナーの仕事です。
インテリアや空間に関するデザインの仕事は、フリーでいきなり仕事をするよりも、最初は企業に入って求められているものが分かってから独立する方が、本当はおすすめします。
それは、直接人と関わる仕事でもあるからです。
また、予算や工期など、色んな業者との関係、コネクションも必要な業界だからです。
企業や会社でないと関わることが出来ない大きなプロジェクトもあります。
しかし、ある程度技術がついて、出来る人から独立していく業界でもあります^^
大手数社、渡り歩いた私ですが、トップテンに入るような設計事務所や内装業者でも、大学はインテリアや建築を学んでなくて、経営学科だったよ〜という人がデザインの絵を書いてたりしました。
ですから、私は専門の学校に入るよりも、まず目的のインテリアや空間デザインを請け負っている会社にアルバイトでもいいので入り込んで、自分のしたい方向が見つかってから、資格なり学校なり(きっと実績ができてくると学校は要らなくなるんですが)選択すればいいと思います。
インテリアデザイナーになるには、オシャレなインテリア雑貨店や、設備関連のショールームなども勉強になりますよ。
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