自分の居場所とは


あなたは、自分の居場所を持っていますか?
それは、誰かから与えられたものですか?
自分で作ってきた居場所ですか?

「自分の居場所」とは、自分が安心して居られる場所だったり、時間だと思います。

それがあれば、何があっても大丈夫だったり、エネルギーチャージできるものだと思うんです。

ある人が以前に「私は人に居場所を作ってあげたい」と言っていました。

その人の良さを認めてあげて、出来ることを見つけてあげて、その人が必要とされるポジションを作ってあげる、そんな感じのことを言っておられました。

そうして与えられた居場所で、安心して居続けられる人もいるでしょう。

でも、自分ではない、他人の価値観で作られた居場所が、果たして快適でしょうか。

それは、すごくたくさんの条件を満たしていないといけなくなって、
さらに、その条件が常に当てはまっているように維持していかないといけないんですよね。

本人も、そして周囲や上の人が。

それがお互いに利害関係が成り立っているときには「居場所」があるでしょう。

でも、与えられたものである限り、条件が満たされていなくなると「居ること」ができなくなっていきます。

「自分の居場所」とは、本当は自分でしか作れないものなんですよね。

衣食住、そして仲間。

自分がどこに暮らしたいか、何を食べたいか、誰と居たいか、

自分で作っていかない限り、いつかは無くなってしまうんです。

それこそ、生まれたときは、親が居場所を作ってくれました。

でも、親は先に年老いていきます。
たいていの場合は、親のほうが先に亡くなるでしょう。

仕事が生きがい、職場が居場所だと思う人もいるかもしれません。

でも、会社が能力を買って雇ってくれたとしても、常に会社に対して能力を提供し続けることができないと、何もしないのであればお給料はもらえませんよね。

与えられた居場所は、条件が満たされなくなると無くなってしまうものなのです。

でも、自分の居場所を自分で作っていくことができれば、それはどうでしょうか。

自分の趣味に没頭できる時間でもいいですし、

リフレッシュできる空間や時間の使い方があれば、

いつでも「自分」を取り戻すことができます。

「自分の居場所」とは、誰の許可がなくても自分が自分でいられる場所だったり、時間のことです。

それがあれば、エネルギーチャージできる場所のことなんですよね。

常にそこに居るのではなくて、帰ってくる「家」のようなもの、素の自分に戻れる場所のことです。

「は〜、私も今日は頑張ったな〜」とか、好きなものに囲まれるとか、

自分をいたわれる場所や時間、それこそが、自分だけが作ることのできる「自分の居場所」です。

そこがあると、人生というゲームでどんどんチャレンジしたり、戦ったりして、疲れてたとしても、帰ってエネルギー充電ができて、そしてまた前に進むことができるんです。

人間って、どうやっても睡眠が必要でしょう。

自分の居場所が「睡眠」であってもいいんです。

エネルギーを蓄えて、そして、エネルギーを使っていく、その循環が必要なんですよ。

なので、他人が作ってくれた「居場所」では、エネルギー充電が十分ではないんですよね。

循環が終わらない、無くならない、「自分の居場所」は、自分で作らないといけないんです。

自分で作るというより、「意識する」「見つける」だけかもしれません。

心も身体もリフレッシュして、安心できる場所、それが誰でも必要なんです。

私の「居場所」は、やっぱり「家族」です。

夫や愛犬や、愛鳥や、一緒にまったり居られる時間が、私のエネルギーチャージの居場所です。

一人暮らし歴も10年以上ありますが、結婚してからの方がかなり長くなりました。

自分の好きな家具、ソファ、食べ物、本、そんなものに囲まれている「家」も自分の居場所として作ってきたものです。

ここがあるから、自分の居場所をちゃんと持っているから、将来の夢や、未来の希望などが持てているんだなと思います。

「生きる」というエネルギーが、昔は全く不足していましたが、今はそのエネルギーを作る場所を持っています。

あなたも、自分のエネルギーチャージはどこでしているのか、自分の居場所をどこにしているのか、少し意識するだけでもそこに感謝の気持ちが湧いてくると思います。

その自分の居場所があるおかげで、今もこうして生きていけてるんだな〜って。

今日は、そんな自分の居場所にありがとぉ(*^_^*)


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