自然が作るデザイン、蘭の花


もう5つ目の蘭の花が咲きました(*´ω`*)

2週間前に最初の一輪が咲いてから、
まだその花もキレイに一緒に咲いてくれています。

蘭の花って長く咲くんですね〜
後3つのツボミがありますが、全部揃って楽しませてもらえそうです。

自然の形って、本当に素晴らしいです。

この蘭にしても、
光の方向へ枝は伸びていってるのですが、

花開いた時にも全ての花が重ならないように

育つ速度や、
その幅や、大きさや、
実は計算しつくされて花開いているんですね。

この凛とした美しさが、
贈答品としてもてはやされるのも分かる気がします。

それ用に品種改良されていったからでもあるかと思いますが、
それにしても、
そもそもの形の美しさが無ければ
こうして、1本1万!と言われる開店祝い花にはなりませんよね。

デザインとは、そうしたどれ程計算しつくされているか、というのも美しさの要素だと思うのです。

そもそもデザインというのは、

アイデアを形にして、より良く、使いやすく、
ワクワクを与える楽しさだったり、
惚れぼれするような美しさだったり、
人の心や暮らしに豊かさを与えるものだと思うのです。

最初は、ただの木を組んだもの、
石の上などに座っていたものが、
「椅子」という座るための道具にデザインされていく、

背もたれはちょっと斜めにしたら座りやすいよね、
角を丸くしたら当たっても痛くないよね、
座面はクッション性がある方がいいよね、
ひとりづつの名前が彫られていたら、専用椅子って嬉しいよね、
持ち運び、スタッキングするためには、こんな形もいいかも。

そんなデザインに込められた思いがそこにはあります。

スカートをイメージさせる赤い人の形と、
ブルーや黒の人の形を見たら、
そこがトイレなんだ、と分かりますよね。

1枚のチラシの紙面であっても、
何が伝えたいのか伝わるものと、
ゴチャゴチャ詰め込みすぎのものと。

デザインとは、表現者であるデザイナーが、
どこまで計算しているか、
考えられているか、
その思いが込められているか、
などで、

美しさもそうですが、
人の心や暮らしだけでなく、
社会にも豊かさを与えていけるものだと思っています。

その中で、自然のものや形というのは、
人間の英知を遥かに超えて、
進化し、考えつくされて、意味がある形を生み出しています。

突起ひとつにも、そこに必要な意味があるから生まれているんですね。

そんな自然から学べるものはまだまだあるなぁと思う今日このごろです。

今日はその気高い美しさを誇る蘭の花にありがとぉ〜(*^^*)


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