食器を割ってしまう時


写真は、陶芸家の友達に作ってもらった磁器の器です。

普段は土の色の陶器の器が好きで、ほとんどが茶系の器を使っているのですが、彼女の個展でこの色の器に一目惚れして、何点か買ってきました。

でも、気づかない間に、うっすらとヒビが入ってしまって(T_T)
上、少し右側分かりますか?

一点物ですし、大きさといい、形といい、すごく気に入っているので、仕方ないので割れるまでこのまま使っています。

下のは、この磁器の器で犬用のフードボールのサンプルを作ってもらったものです。
うっすらZephyr(ゼファー)の文字が見えるでしょうか。

(残念ながら、今は作ってもらっていません。)

焼き物、器は、割れ物だから仕方ないと陶芸家の彼女は言います。

洗い物で、よく器を割る人いますよね。

また、よく割ってしまう時期って、ありますよね。

どうして、続くんだろーと思ったことはありませんか?

昔、友達の家や、我が家でも、よくホームパーティーをしていた時に、ひとりそんな人がいたので、洗い物は私が買ってでました。

多分、食器って、思っているより繊細なのですが、そのように扱わないので「うっかり」割ってしまうのだと思います。

私は、器が好きで、どれもお気に入りの大切な器なので、結構慎重に洗う派です。

そんな私でも「うっかり」割ることがあります。

たいてい何か他のことを考えていたり、フライパンや鍋など、割れ物でないものと一緒に洗っているときです。

心が「器」に無いときです(T_T)

どれもこれも、気に入って我が家に来てもらった器たち。

全てが高価な良い器を使っているわけではなくて、百均のもいくつかありますが、どれも可愛い大切な器には違いありません。

実際、安いものの方が丈夫ですけど・・・。

備前焼や、信楽焼、陶器市で買ったようなもの、高価な焼き物の方が、薄いので本当に繊細です。

もう一人暮らしの頃から考えたら、長いもので20年以上使っている器もあります。

これは、食器だけの話ではないのですが、自分の使うものは、本当に好きなもので埋め尽くしたら、大切に扱うでしょう。

そうすれば、いつまでも幸せな大好きなものと一緒にいられるわけです。

そんなに思い入れ無く、とりあえず必要だからと買ったものは、どうしても扱いがぞんざいになるのではないでしょうか。

気に入ったものを買って、大切なものは大切に扱う、これが出来てこそ、自分も大切に扱えるのではないかと思うのです。

器を割ってしまう時、

それは、大切なもののことから気持ちがちょっと離れてしまって、大切さを忘れてしまってる時じゃないかな、と振り返ると思うのです。

その大切なものが「自分」だったりもしますよね。

多分、この器にヒビが入ったのは、去年の忙しさに自分を置き去りにしていた頃なんじゃないかな〜と。

今日は、大切なことを教えてくれるお気に入りの器にありがとぉ(人´∀`).☆.。.:*・゚


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