昔私は「自分を大切にする」という意味がわかりませんでした。
本気で「誰とでも寝ない」ってことだけでしょって思ってました(^◇^;)
全然違います!
自分のことをどう扱っているかということです。
学校では教えてくれませんよね。
「自分に優しく」と「自分に甘く」の違いもわかりませんでした。
はい、同じです(*^_^*)
あー、たまに違います。
対象を「自分」ではなくて、大好きな大切な誰かと考えたら、
かける言葉も、対応も、どこまで許すかも分かると思うのです。
例えば、コーヒーをこぼしてしまった、
大事な書類、服とか汚してしまった、としましょう。
それが、自分や部下や、店員だったり、特に思い入れのない人だったら、
「あほーー!なにやってんねーん!弁償しろよー」とか激怒になっているかもしれません。
でも、大切な人や上司だったり、取引先の人がこぼしたのだとしたら、
「そちらは大丈夫ですか、すぐに拭きますね」だったり、
服や書類も、責める前にどうしようか対応を考えますよね。
それを相手にではなく、自分にすることが、
「自分を大切にする」だったり、
「自分に優しく」「自分を甘やかす」ことだったりします。
失敗しても大丈夫、
何かに気を取られてたのね、
さてどうしようか、
そんな風に、優しく自分に声をかけてあげることこそ「自分を大切にしている」ことです。
世の中、親だったりパートナーだったり、
自分、あなたのことを大切にしてくれる人がどれほどいるでしょうか。
たくさんいたとしても、いないとしても、
自分だけは、自分のことを最大限に大切にしてあげて欲しいのです。
自分の一番の味方は、自分であって欲しいのです。
大切な人が、怒られて、責められて、肩を落としているそんな姿を見ていたいですか。
どうにかしてあげたいと思うでしょう。
それが、自分が自分にしているかもしれません。
「自分を甘やかす」のがダメなのは、
本心に従っていない時、本当はしたいのに、本当はしたくないのに、我慢して妥協したり、諦めようとしている時で、それを許しちゃいけない時があります。
「自分に優しく」と、「自分に甘く」というのが違う時はそれです。
そこは、怒ったり責めたりするのではなくて、
本当の気持ちを探すことを手伝ってあげないといけません。
それで、本当にいいの?
それがしたかったわけではないよね。
何から逃げてるの?
何を怖れてるの?
責めたり悔やんだりしてる場合ではなくて、
何を諦めようとしているのか、
何を軽んじようとしているのか、
理解しているなら納得するだけです。
自覚あってのことなのかということです。
「今お金がないから」だったとしても、
本当にそれで諦めていいの?
それに向かって今できることをしようよ、だったり。
それを手に入れたい本当の目的は何?
それでないと叶わないものなのかな?
など、一緒に対応を考えてあげる、それが寄り添ってあげることであり、
自分に対してなら自分を大切にすることだったり、自分に優しくすることだったりするのだと、
「今」の私は思います。
昔の私は、それが分かりませんでした。
「まぁ、いいか〜」という自分を甘やかすことも時には必要でしょう。
それが、本心からなのか、重要度低くていいものなのか、気づいてあげること、自覚することが必要なのだと思います。
コーヒーをこぼしても、たいして被害のない時、どうにでもできる時は、
いいよいいよ〜と、責めずに甘やかしてもいいんです。
相手であっても、自分でも。
いつでもなんでも、OKなのは、ただの甘やかしです。
でも、これは重要ではないからという認識があってこそ、その時の対応と判断があってこそ甘やかしていい時も多いのです。
そんなにそんなに、どうにもならないことは起こりません。
どうにか対応できるという自信も、懐の大きさになるのかもしれませんね。
そうして「懐の大きい人」というのは、他人にも寛容です。
自分に厳しい人は、他人にも厳しくなりがちです。
そして、そんな人は人からも優しくされるのです(*^_^*)
自分にきつく当たっていた昔の私は、そんな優しさのスパイラルを知りませんでした。
人に優しくされたかったら、まずは自分に優しく、
人に大切にされたかったら、まずは自分に優しく、することなんですね。
今日は、それを身をもって教えてくれた自分にありがとぉ(*^_^*)
写真は花屋さんにて。
たまには、自分に花束を〜
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