STAEDTLERな祖父がつけた租庸調な私の名前


租庸調の「よう」って、
私の名前の「庸」ってこと、知りませんでした。

習ったのでしょうけど(^◇^;)
「そようちょう」って言葉は知ってるのですから。

今日また香菜さんとやりとりをしていて、
教えてもらいました。
連想ゲーム?的な(≧∇≦)
ありがとうございます〜〜

ググってみると、

中国の唐の時代の税金としての「租庸調」は、
租が、粟などの穀物
庸が、労役か、代わりに絹か布
調が、絹と綿

日本に伝わって、大化の改新の際、
日本風にアレンジされたそうで、
租は、田畑に対して米などの収穫物
庸は、労役なんだけど、代わりに庸米としてお米、庸布として布
調は、布なんだけど、代わりに特産物やお金とか、

まぁ、お上に納める税金の昔版なのでしょう。
(ザックリしすぎ?笑)

本来の「庸」は、どうも労役のようですが、それが代わり変わって布になっていたり。

歴史の勉強をしてるみたいなページばかりでしたが、
昔から統治者はありとあらゆる形で、民から色々巻き上げてきていたんですね〜

そうなんだ〜
「庸」って、徴兵制ってことね、
働け!的な(;^ω^)

「傭兵」の傭も、やとわれてる兵隊だものね。

私の名前、「庸子」は、祖父がつけました。

教育関係のエライサンでもあった祖父、
そんな難しい本とか、海外の本とか、いっぱいありました。

あまり良い思い出がないので
そんな言い方になってしまうのですけど(;^ω^)

母曰く「ええカッコしい」のおじいちゃんは、そんな中国の論語から、
「中庸の庸で、庸子」と名付けてくれたそうです。

「右にも左にも曲がらず真っ直ぐな道を行く子でありますように」
と、のちに両親に教えてもらいました。

この名前が嫌で嫌で、という話は長くなるのでまたの機会に。

今は好きですよ、庸子という名前(*^_^*)
私の人生のテーマを色々背負ってくれてると思っています。

その名付け親の祖父ですが、

ある時、私の母が、
祖父の読んでる洋書とか、パラパラって見てみたそうです。

その時に、どう見ても???な所に線が引いてあったそうです。
(そら、母の時代の方が、英語はちゃんと習っているでしょうから)

いかにも、私は読み解いてるのだと言わん感じに、あちこちに赤の線や、折り目があるのに、そんなに重要ではなさそうなところばかりで、これはおかしい!と思ったそうです。

で、母の出した結論が、ええカッコしたいだけ?ということでした。

ええ、私は、祖父より母の味方なので、その感覚を引き継ぐことにしましたよ(≧∇≦)

でもね、そういうええカッコして選んだ孫の名前が、
労役という他の言葉としても使われてるって、きっと思い当たらなかったのだろうな〜と思うのです。

もしくは、分かってていて貢物としての良い意味で選んでくれたのだったらいいですけど。

何か今となっては、祖父に対して好きとか嫌いとか、どっちでもいいのですが、
私の名前を誇らしげにつけたのだろうな〜〜と思うと、かわいいなぁ、人間臭いなぁと思うのです。

生まれる前に、私がその名前を選んで生まれてきてるのだとしてもね、

この名前は、祖父の功績!となっているのですから、それはそれ。

その人の価値観に出会うのは、その人の生きてきた環境や生涯を物語るようなもの。

そんな人だったから、こういうことをしたのね〜と思うと、面白いなぁと思います。

母から聞く別の祖父の話では、ものすごく嫉妬深かったそうで、
祖母のことが好きだったってことですよね。

母からは舅姑の苦労話が多かったですが、そんな時代の人達なんだからな〜と思います。

とりあえず、
「庸」って字は、シルクなどの貢物って意味と理解しま〜す(≧∇≦)

またの機会に、私の名前についてもう少し書きたいと思います(*^_^*)

今は、色んな歴史を持った庸子の「庸」にありがとぉ〜

写真は、ゼファーと、私が愛用してるホルダーと鉛筆。

祖父が使っていたと思われるSTAEDTLERのペンシルホルダーを持ってたと思ったのですが、どうも見つかりません。
そんな外国製品も色々あったそうです。

仕方ないので、私の使っているホルダー。
そして、デッサンに使う濃い鉛筆にSTAEDTLERブランドがあったので、一緒に(*^_^*)


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