「共感」と「同情」と「寄り添う」ということ。
あなたは、違いが分かりますか?
どれも他人への行為ですが、
この3つの中では、ひとつだけしない方がいいことがあります。
それは「同情」です。
うえの3つは主に女性が得意とすることで、
男性は、なかなか難しいようですね。
男性の場合は、
解決してあげたい、応援してあげたいという気持ちになるようです。
今日の話で言う男性、女性というのは、
左脳で理論的に考えることが得意な人を男性脳優位、
右脳で直感的、感情的な考えを優先する人を女性脳優位という意味で使うので、
男性でも女性的な考え方をする人もいてるでしょうし、
女性でも逆もしかりということで、
外見ではなく、考え方として自分が男性的か女性的か考えながら読んでもらえるとわかりやすいかと思います。
相手が落ち込んでいたり、問題を抱えている時に、
「そう思っているんだね」
「それがつらい(悲しい)んだね」
「そこがあなたにとっての問題なんだね」
など、
相手の現状や感情を理解してあげることが「共感」です。
女性の場合は、どうしてもそこからさらに自分の価値観でそれを判断して言葉をかけてあげようとするので、「同情」になってしまいます。
「大変だったね〜ひどいね!」
「その人は最悪だね」
「◯◯しなけりゃよかったね」
など、同情というのは、無意識にも自分が上位に立ってしまい、
相手をさらに落ち込ませることになります。
その状況を自分の価値観でジャッジしようとするからですね。
また「同情できない」という感情をもってしまうと、相手を批判したり非難したり、またコントロールしようとしてしまったりもします。
相手の感情や問題について、あなたの問題にすり替わってしまうこともあるんですね。
その問題を抱えている人がそこまで考えていないことも多いこともあります。
ちょっと弱音を吐きたかった、愚痴りたかった、抱え込みたくなかったなど、
その感情に対してどう思っているのか、そしてどうしたいのか、まで聞いてあげるといいですね。
その人の思いを否定しない、判断しない、
「そうなんだね」とどこまでも聞いてあげることが「寄り添う」ことです。
女性の場合は、ここまででスッキリしたり、気持ちが落ち着いたりすることで問題が解決し前向きになれる場合もあります。
「聞いてほしい(口を挟まずに)」というのが、女性の望みだったりしますが、
男性の場合は、共感のあとに、具体的な解決を望みます。
なので、解決策を教えてくれそうな人にしか相談しないという傾向もありますね。
どちらにしても、「共感」や「寄り添う」ということをしてあげられると、
その人は思考を整理したり、自分を客観視したりできる状態になるんですね。
そこまでいくと、解決策は自分の中からちゃんとでてきます。
そこに「同情」が入ってしまうと、本人の望まない解決策に行き着いてしまうので要注意!
今日は、「共感」にありがとぉ(*^_^*)
写真は桜の形の金箔入り〜
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